その他の脱毛器のメリット・デメリット、手順、注意点

当サイト評価 ★★☆☆☆2

  • 仕上がり△
  • 肌△
  • 手間○
  • コスト○
  • 電動脱毛器家庭用脱毛器といえばレーザー脱毛器やフラッシュ脱毛器が主流ですが、その他の脱毛器として熱線(毛を熱で焼き切る)脱毛器や電動脱毛器(電動で毛を抜く)なども販売されています。

    それぞれにメリット、デメリットがあり、使用方法の手順にも違いがありますので、いろいろな面から比較検討して選ぶことをおすすめします。

    熱線式脱毛器(熱で毛を焼く)

    熱線式(サーミコン式)脱毛器のメリット

    熱線式脱毛器脱毛器は熱を使用して毛をカットするという独自の方法を採用しており、他のわき毛処理に比べて主に2つのメリットがあります。

    すぐに処理できる

    熱線でわき毛をカットするタイプで使い方も簡単なので、使ったその日から効果を実感できます。

    持ち運びに便利

    片手に収まるくらいのコンパクトサイズなので自宅だけでなく、旅行先などにも持って行って手軽に使うことができます。

    価格が割と安め

    家庭用レーザー脱毛器やフラッシュ脱毛器は最低でも5万円以上の初期費用がかかりますが、サーミコン式脱毛器は約3万円とすこし安く抑えられます。

    熱線式脱毛器のデメリット

    熱線式脱毛器は熱線を使用しているぶん、使い勝手や安全性に不満を感じる場合があります。

    独特のニオイがする

    熱線から発せられる熱エネルギーによってむだ毛を焼き切るので、毛が焦げる独特のニオイがします。

    やけどのリスクがある

    正しく使用すれば安全にわき毛を処理することができますが、使用角度によっては熱線が肌に触れてしまい、やけどをする可能性があります。子供がいらっしゃる方は、手の届かないところに置くなどの配慮が必要です。

    熱線式脱毛器の処理の手順

    熱線式脱毛器は処理手順が簡単なので、初心者でも安心です。

    1.脱毛する

    本体のヘッド部分を脇に対して垂直に当て、軽くなでるように動かしていきます。硬い毛が引っかかる場合は少し傾けると処理しやすくなります。なお、1箇所あたりの処理時間は10~20秒程度です。

    2.毛くずを取り除く

    付属の専用バッファーを使用し、やさしく肌をこすって毛くずを取り除きます。

    3.アフターケア

    付属のクリームや保湿剤を脇に塗り、肌をケアします。

    熱線式脱毛器の処理で注意するポイント

    処理は簡単ですが、取り扱いに注意する必要があります。

    強く押し当てない

    脱毛部位の周囲の肌を押さえながらわき毛をカットするので、通常はやけどのリスクはありません。ただ、本体を強く肌に押し当てると、熱線が直接肌に触れてしまうおそれがあるので要注意です。

    換気しながら使う

    熱線でわき毛を処理すると毛が燃えた時のニオイが充満するので、適度に換気しながら使用するようにしましょう。特に初めて使った時はわき毛の量が多いぶん、ニオイも発生しやすいので注意が必要です。

    電動脱毛器(電動で毛を抜く)

    電動脱毛器のメリット

    電動脱毛器は、内蔵されている脱毛専用のディスクでわき毛をはさみ、毛根から一気に引き抜く方法を採用しています。そのため、手動の毛抜きに比べて以下のメリットがあります。

    毛抜きより痛くない

    普通の毛抜きを使用すると、毛と一緒に周囲の皮膚まで引っ張られてしまうので、抜く瞬間にかなりの痛みをともないます。

    一方、電動脱毛器ではあらかじめ周囲の皮膚を押さえてからディスクで毛を引き抜くので、普通の毛抜きより痛みが軽減されます。

    処理時間が短い

    普通の毛抜きでは1本1本わき毛を処理するので時間がかかりますが、電動脱毛器は肌の上を滑らせるだけで脱毛できるので、処理時間を大幅に短縮することができます。

    電動脱毛器のデメリット

    電動脱毛器は普通の毛抜きに比べるとさまざまな利点がありますが、その他のわき毛処理方法に比べるといくつかのデメリットが目立ちます。

    毛が生えてくる

    電動脱毛器はあくまで毛を抜くだけなので、また生えてきます。レーザー脱毛器やフラッシュ脱毛器のような脱毛効果を期待することはできません。

    毛を伸ばす必要あり

    電動脱毛器を使う際は、ディスクで毛先をしっかりはさめるよう、ある程度わき毛を伸ばしておく必要があります。必要な長さは商品によって異なりますが、1mm以下の短い毛はうまく処理できない可能性があります。

    電動脱毛器の処理の手順

    電動脱毛器はハンディサイズで扱いやすく、商品によっては入浴中に使うこともできます。

    1.肌を清潔にする

    使用前に、あらかじめ肌の水分や汗を拭き取り、乾燥して清潔な状態に整えておきます。

    2.脱毛する

    ヘッド部分を肌に対して垂直に当て、肌の上を滑らせるようにゆっくり動かしていきます。毛の流れにさからうように動かすのがポイントです。

    3.アフターケア

    脱毛後は保冷剤で肌を冷やした上で、肌を保護する保湿剤などを脇にぬって仕上げます。

    電動脱毛器の処理で注意するポイント

    電動脱毛器でわき毛を処理する際は、以下の点に注意しながら使用するようにしましょう。

    肌にあてたまま往復させない

    電動脱毛器を使う時は、毛の流れにさからい、一定の方向に動かすのが基本です。ヘッド部分を当てたまま、同じ部位を往復させたり、何回もこすったり、強く押しつけたりすると肌あれの原因になります。

    処理直後は入浴、スポーツを控える

    電動脱毛器を使用した直後は肌がデリケートになっているので、すぐに入浴したり、激しい運動やスポーツをするのは控えるようにしましょう。

    その他の脱毛器でわき毛処理した人の意見(口コミ)

    口コミ・体験談

    サーミコン(熱線)脱毛器を購入しました。ニードル脱毛やレーザー脱毛に比べて痛みや刺激がないところがメリットだと思います。最初に使った時は毛が焦げた匂いがしましたが、繰り返し使うと毛が少なくなるので気にならなくなります。デザインもかわいいし、携帯みたいに小さいところも気に入っています。


    フラッシュ脱毛器に比べれば安いし、繰り返し使えると思って熱で焼くタイプの商品を選びました。残念ながら一度ではきれいにならず、チクチク感が残りますが、ゆっくり時間をかけて往復すれば見た目はきれいになります。痛みや熱さはほぼありませんが、脇は少し刺激がありました。


    電動毛抜きは初めて使った時は痛いのひと言でしたが、3回目くらいからむしろその痛さが快感になってきました。これを使い始めてから、わき毛があまり生えてこなくなり、細い毛がまばらに数本生えている状態です。肌にやさしいかどうかは疑問ですが、処理の回数が減ったので、カミソリでひんぱんに剃るよりはずっといいと思います。


    電動毛抜きを使っています。痛さについては、普段毛抜きを使っている人なら問題ないと思いますが、ある程度伸ばさないと抜きにくいので、結局あまり出番がありませんでした。

    その他の脱毛器の口コミ まとめ

    熱線式脱毛器と電動毛抜きタイプを使った人の意見をまとめると、以下4つのポイントが目立ちました。

    値段が安い

    熱線式と電動毛抜きタイプはそれぞれ価格が異なりますが、熱線式なら3万円以下、電動毛抜きタイプなら5000円以下と、フラッシュ脱毛器やレーザー脱毛器に比べると値段がかなり安いため、気軽に購入している人も多く見受けられました。

    デザインがかわいい

    熱線式脱毛器や電動毛抜きタイプはサイズもコンパクトな上、デザインも洗練されたものが多いところが高評価でした。

    一度できれいに処理できない

    カミソリや普通の毛抜きに比べて若干処理能力が低く、一度できれいに処理できた人は少数派でした。

    その他の脱毛器の口コミ 考察

    熱線式脱毛器や電動毛抜きタイプは、見た目のかわいらしさやリーズナブルな値段に惹かれたという人が多く、他の脱毛器に比べて気軽に購入できるアイテムという印象を受けました。

    実際、使用方法も簡単なので使い心地を評価している人も多いのですが、肝心の脱毛効果については同じ部位を何度も繰り返し処理しないときれいにならないため、時間と手間を惜しまない人向けの商品と言えるでしょう。

    また、あくまでも一時的にわき毛を処理するので、当然ですがまた生えてきます。家庭用フラッシュ脱毛器や、レーザー脱毛器のように処理いらずを目指すことは出来ません。

    熱線式脱毛器の毛の焦げた匂いが気になるという意見や、電動毛抜きタイプの音が気になるという口コミもあったため、住環境によっては使用を避けた方が無難です。

    人気 電動脱毛器調査

    人気の電動タイプの家庭用脱毛器を調査して、特徴や価格、購入方法、口コミなどを紹介します。(※リンクをクリックすると、サイト内の商品詳細ページへ移動します。)

    ソイエ(ES-ED62、ES-ED95)

    ソイエパナソニックの人気電動脱毛器です。完全防水なのでお風呂に入りながら脱毛でき、ボディソープを使うことで、ソイエならではの泡を利用した泡脱毛ができます。

    毛を抜きやすいように色々な工夫がされており、痛みを最小限に抑えた脱毛が可能です。価格はそれなりですが、1台持っていると重宝すると思います。

    ただ、毛が太く、抜けにくいワキの場合は、毛をある程度の長さまでのばさないときれいに抜けてくれません。ワキには実用性が低い脱毛器だと思います。

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