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わき毛の処理方法で一番ポピュラーな方法が、カミソリです。
今も昔も「ムダ毛処理=カミソリ」という方もとても多く、ほとんどの方が一度はワキに使用したことがあるのではないでしょうか。
カミソリは、数あるわき毛処理法の中でも特にシンプルな手段と言えますが、デメリットが目立つことから、近年は他の処理方法に流れる人が増えているようですね。
ここでは、わき毛をカミソリで処理した時のメリットやデメリットを紹介します。
カミソリ処理のメリット
カミソリを使ったわき毛処理のメリットは大きく分けて2つあります。
コストを抑えやすい
カミソリ本体の値段は、高いカミソリでも2000円ほどで、ほとんどの商品は数百円で購入できます。
本来なら専用のジェルや、アフターローション、替刃などに継続的なお金が掛かってしまいますので、本体価格よりも維持費にお金がかかってしまいがちなカミソリですが、いつも使っている石けんやボディソープなどの泡を利用してわき毛を剃る人も多いようです。
普段使いの保湿クリームを剃った後のワキに塗れば、アフターローションとして代用できます。
ワキの仕上がりに影響する「カミソリの値段」、「クリーム」、「アフターローション」などは品物によって値段がピンキリですので、コストが掛からないのではなくて、あくまでもコストを抑えやすいことがメリットです。
短時間で処理できる
一般的なT字型のカミソリは手のひらに収まるコンパクトサイズですが、わき毛の処理だけならこのサイズで十分です。慣れてしまえば片脇の処理に1分もかからないので、時間がない時でも空いた時間にササっとケアすることができます。
カミソリ処理のデメリット
カミソリを使った処理は手間ひまかからない反面、意外と多くのリスクがあります。
カミソリ負けする
カミソリでわき毛を処理すると、刃先が肌にも当たってしまいます。
毛を剃るのと一緒に少しずつ肌を削ってしまうのですね。
1~2度くらいならそれほど気にすることはないのですが、わき毛が生えるたびに繰り返し使っていると、肌へのダメージが蓄積され大きなダメージになり、やがて肌あれを起こす原因となってしまいます。
すぐに毛が生えてくる
カミソリの刃は肌の上に出ているわき毛しかそり落とすことができないので、数日経つと再びむだ毛が生えてきてしまいます。
わき毛が生えてくる期間には個人差がありますが、速い人は2日後にはわき毛が目立ってきてしまうので、1日おきに処理しなければなりません。
仕上がりが悪い
カミソリで処理すると、毛先が鋭くとがってしまうため、生えてきた時に肌がチクチクしたり、ざらついたりすることがあります。
また、毛穴に埋もれた毛までは処理できないため、所々にブツブツとした黒ずみが目立つようになり、きれいな仕上がりにはなりません。
埋没毛、色素沈着に注意!
埋没毛とは、毛が成長するまえに、皮膚が再生して毛が外に出ることが出来なくなり、皮膚の下に埋もれてしまった状態です。カミソリや毛抜きの処理でおこりやすく、皮膚が弱い人ほどなりやすいと言われています。困ったことに埋もれた毛は皮膚の下で成長を続けるので、見た目的にも宜しくありません。
色素沈着は、カミソリの刃で脇の下の皮膚を何度もこすることによって、黒く変色してしまった状態です。下着やズボンのゴムの摩擦で肌がこすれて黒くなるのと同じですね。
どちらも、カミソリを肌に強くあてすぎるとリスクが高くなりますので、要注意です。
カミソリの正しい処理手順
カミソリを使ったわき毛処理はいたって単純で、初心者でも簡単にわき毛を処理することができます。
お肌への負担を極力おさえる方法もありますので、汚いワキにならないために正しい使い方を心がけましょう。
1.下準備
まず脇の下に蒸しタオルをあて、わき毛をほぐします。時間は2~3分、できればタオルが冷めるまで待てるとなお良いです。わき毛は体のムダ毛のなかでも堅くて太いので、蒸して柔らかくすることで、抵抗なくスムーズに剃れるようになります。
散髪屋さんで、男性のひげを剃る前に暖かいタオルでひげを柔らかくするのと似ていますね。
蒸しタオルを外した後は、石けんやボディソープの泡、あるいはシェービングローションなどを塗り、肌の滑りを良くしておきます。脇への負担を考えると、専用のジェルを使用するのが無難です。
言うまでもありませんが、カラ剃りは厳禁です。
2.シェービング
腕を上げて、脇のくぼみが平らになるように位置を調整します。
腕からワキにかけては上から下へむかって優しく剃り、くぼみ部分は毛の流れに沿ってシェービングしましょう。毛の流れに逆らった方がよく剃れる気がしますが、肌への負担になりますので、注意しましょう。
3.アフターケア
シェービングが終わったら泡やローションをわき毛と一緒に洗い流します。
そのあとは、シェービングで敏感になった幹部を冷やしましょう。面倒に感じるかもしれませんが、このちょっとした手間がとても大事です。冷やした後には、化粧水やクリームなどでしっかり保湿して完了です。
カミソリの処理で注意するポイント
カミソリはトラブルが起こりやすいアイテムなので、わき毛脱毛に使用する時は以下の点に十分注意する必要があります。
カラ剃りはNG
カラ剃りとは、ムダ毛を剃る前に、泡やローションなどを使用せず、そのままの状態でカミソリを使ってしまうことです。
カラ剃りをするとカミソリと肌の間で摩擦が生じて、肌あれや黒ずみの原因となってしまうので、下準備は面倒くさがらずに入念に行うようにしましょう。
同じ方向に剃る
カミソリは毛の流れに沿って使うのが基本ですが、わき毛の場合、すべてが同じ方向に生えているわけではありません。
そのため、わき毛を処理する時は腕からワキにかけては上から下へ。
くぼみ部分は下から斜め上方向に向かって剃るように心がけましょう。毎回違う方向から剃ってしまうと、肌に余計な負担がかかるので注意しましょう。
お風呂で剃るのはよくない!?
ワキ毛は毎回お風呂のついてに剃っているという女性、多いと思います。実はお風呂には、菌がたくさんいます。剃ったあとは毛穴がむき出しになっていますので、毛穴に菌が付かないように、なるべくは剃った後に湯船につからない方がいいと言われています。
お風呂で剃るのは厳禁というわけではありませんが、ワキを剃ってから湯船につかっている人がいましたら、湯船につかったあとにワキを剃って、洗って出るという流れに変えた方が良さそうですね。
カミソリでわき毛処理した人の意見(口コミ)
口コミ・体験談
カミソリの口コミ まとめ
カミソリを使ったわき毛処理の口コミや体験談には、悪かった点・後悔した点も多く見られます。
すぐに毛が生えてくる
剃った直後はきれいだけど、すぐにまたわき毛が生えてきてしまい、見た目がブツブツになってしまうという悩みを抱えている人が大半でした。
カミソリ負けする
すぐに毛が生えてくるぶん、処理の回数もひんぱんになるため、肌へのダメージが蓄積して表面が荒れてしまったり、ヒリヒリと痛みを感じるケースも多く見受けられます。また、T字カミソリは比較的安全に使用できるアイテムですが、脇の下は皮膚が薄いため、うっかり傷つけて出血してしまったというトラブルも報告されています。
カミソリの口コミ 考察
体験談や意見を見る限り、カミソリでの自己処理はトラブルが多く、長期間の利用には適していないことがわかりますね。仕上がりにも満足していない人も、とても多いようです。
実際、過去にカミソリで自己処理していた人も、現在は脱毛サロンや家庭用脱毛器を利用して毛を生えなくしたり(脱毛)、別の方法に乗り換えている人が多くなっているようですね。
時間がない時の応急処置として利用するなら問題ありませんが、定期的にケアする方法としては、あまりおすすめできませんので、これからずっとワキ毛を処理していくのであれば、今後のトラブル予防のためにも別の処理方法の検討も視野に入れておきましょう。
人気カミソリ 調査
市販のワキにも使用できるカミソリを調査して、様々な商品の中から人気のカミソリをピックアップして紹介します。
ジレット ヴィーナス エンブレイス5
女性用シェーバーで初めて5枚刃を採用した商品です。剃りにくい脇にもしっかりとフィットするように設計されていますので、無理に力を入れなくてもキレイに剃ることができます。簡単に替刃を交換ができますし使い勝手がよく便利です。
@cosmeのランキングや、口コミを見てもかなり評価が高く、わき毛処理にオススメのカミソリです。
人気商品ですので、お近くのドラッグストアなどの店舗でもお買い求めできます。
替刃は5替刃4個入りで1000円~1,460円程度です。