毛抜きで処理するときのメリット・デメリット、手順、注意点

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  • 仕上がり○
  • 肌×
  • 手間×
  • コスト○
  • 毛抜き

    わき毛は体毛の中でも太くて濃いため、剃らずに毛抜きで処理する人もいます。毛抜きを使用する人は、比較的わき毛の数が少なく密度が薄い人が多いようです。

    実際、毛抜きにはメリットもいろいろありますが、その反面、毛抜きならではのデメリットも多いため、使用する時は注意が必要です。

    ここでは毛抜きによる脇脱毛のメリット、デメリットに加え、使用方法の手順などもあわせて紹介します。

    毛抜き処理のメリット

    毛抜きのメリット

    毛抜きの主な特徴は、手軽さや経済性に加え、脱毛効果が長いところです。

    簡単に使える

    毛抜きの使い方はとてもシンプルで、わき毛をつまんで引っ張ればすぐに抜くことができます。特別な技術や下準備が必要ないので、思い立った時にすぐできる手軽さが魅力です。

    コストパフォーマンスが良い

    毛抜きの良いところは、カミソリよりもさらにコストパフォーマンスが高いところです。カミソリは割とすぐに刃が摩耗してしまいますが、毛抜きはその形状上、壊れるリスクが少なく、一度買えばかなり長持ちします。

    毛が生えてない期間が長い

    肌の表面に出たわき毛だけを剃るカミソリに比べ、毛抜きは毛根から一気に引き抜くので、カミソリより毛が生えていない期間が長いです。

    毛抜き処理のデメリット

    毛抜きのデメリット

    いくつかメリットのある毛抜き脱毛ですが、デメリットも多いところが難点です。

    痛みが強い

    毛抜きを使ってわき毛を引き抜くと、かなりの痛みを伴います。特に脇の毛は太くて丈夫なので、抜く時の痛みも他の体毛に比べて強く、途中で挫折してしまう人もめずらしくありません。

    肌への負担が大きい

    毛抜きで無理矢理わき毛を引き抜くと、その瞬間、毛穴まわりに摩擦が生じ、大きなダメージを与えてしまいます。肌が弱い方はもちろんですが、比較的肌が丈夫な方でも、毛抜きを使うと肌が荒れたり、傷んでしまうおそれがあります。

    ある程度毛を伸ばす必要がある

    毛抜きでわき毛をつまむには、およそ2~3mm程度の長さが必要となります。2~3mmと言うと短く思えますが、わき全体にムダ毛がびっしり生えているとかなり目立ってしまうので、しっかりつまめるまで伸ばすのは大きなストレスとなります。

    逆に、あまり伸ばしすぎると引き抜く時に途中で切れてしまう可能性があり、事前にハサミなどで2~3mm程度までカットしなければなりません。

    毛抜き処理の手順

    処理の手順

    毛抜きを使った処理方法は、保湿などの下準備が必要ないため、わずか2ステップで脱毛することができます。

    1.わき毛を抜く

    毛抜きを使ってわき毛の根元に近い部分をしっかり挟み込みます。このとき、毛抜きを持った手とは反対の手で、毛穴周辺の皮膚を軽く押さえておくと、比較的楽に毛を抜くことができます。

    2.アフターケア

    毛抜きでわき毛を抜いた後は、毛穴周辺が一時的に赤くなり、軽く炎症を起こしている状態になります。そのため、タオルに包んだ保冷剤などを使用し、患部をよく冷やすようにしましょう。

    その後、ローションやクリームなどの保湿剤を塗り、肌をしっかり保護します。

    毛抜き処理で注意するポイント

    注意

    毛抜きを使ったわき毛脱毛はカミソリより肌への負担が大きいため、処理するときはなるべくダメージを抑えるよう、以下の点に配慮するのがポイントです。

    毛の生えている方向をチェック

    わき毛の一本一本をよく観察すると、それぞれ毛が生えている方向がバラバラになっていることがわかります。

    この毛の流れに逆らって抜こうとすると、痛みが強くなる上、途中で毛が切れてしまうおそれがあるので、抜く時は毛が生えている方向をあらかじめチェックしてから引っ張るようにしましょう。

    毛抜き直後は入浴・運動を避ける

    上でも述べた通り、毛抜きで脇脱毛した直後は脇全体が極度に敏感になっており、炎症を起こしやすい状態にあります。

    そのため、体を温めるような行動、たとえば入浴や汗をかくような運動はNG。特に汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなり、肌荒れや吹き出物の原因となるので、脱毛直後は安静にしてクールダウンに努めましょう。

    毛抜きでわき毛処理した人の意見(口コミ)

    意見(口コミ)

    口コミ・体験談

    学生の頃はお金がなかったので毛抜きでわき毛を処理してました。でも、片腕をあげた状態で脇をのぞき込みながら抜くので、しばらくすると首が痛くなって大変でした。抜いた後も毛穴からむだ毛が2本出てきたり、毛穴そのものが広がったり、肌が黒ずんだりとトラブル続き。エステで処理した今、毛抜きでわき毛を処理していた労力と時間は無駄だったなあと実感しています。


    私の場合、わき毛を毛抜きで抜くのが楽しくて、念入りに処理していました。ところが抜けばツルツルになっていたのは最初だけで、気づけば肌がザラザラし、鳥肌が立ったようにブツブツに・・・。しかも埋没毛がたくさんできてしまいました。


    毛抜きは処理に時間もかかるし、もともと不器用なので毛抜きで肉をはさんでしまい、血がにじんだり膿んでしまったことがあるので、使うのは必要最小限にしています。

    毛抜きの口コミ まとめ

    毛抜きでわき毛を処理した人の意見をまとめると、以下のようになります。

    ブツブツができる

    毛抜きでわき毛処理した人の大半が経験しているのが、肌のブツブツです。処理を始めた当初はツルツル・ピカピカになるのでリピーターも多いのですが、使っているうちに肌の表面に凹凸ができ、鳥肌のようになってしまったという声が多く上がっています。

    毛が埋没する

    毛抜きの乱用で肌にダメージを与え続けると、皮膚は角質層を増やして身を守ろうとします。その結果、毛が表皮を突き破れなくなり、いわゆる埋もれ毛になってしまうのです。

    中には埋もれ毛を毛抜きで無理にほじくり返し、肌トラブルが深刻化したというケースも報告されています。

    扱いが難しい

    毛抜きでわき毛処理するときはむだ毛をしっかりはさまなければなりませんが、わき毛が短いとはさむのが難しく、皮膚を一緒にはさんでしまったという声も。特にもともと不器用な人や、毛抜き初心者に多いトラブルとなっています。

    毛抜きの口コミ 考察

    毛抜き毛抜きは最初のうちはカミソリよりきれいに仕上がるため、わき毛の処理に愛用している方もたくさんいます。

    しかし、何度も続けていると肌のざらつき、凹凸、埋もれ毛などさまざまなトラブルが発生しやすくなるため、後悔している人が多いのが実情です。

    特に埋もれ毛については、元の状態に戻すまでかなりの時間がかかってしまうので、後々のことを考えると、やはり毛抜きを使って処理するのは控えた方が良いと言えるでしょう。

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